2026/04/08

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動画制作向けクラウドストレージ比較【2026年版】おすすめサービスを徹底解説

【結論】動画ファイルを扱う企業には「動画特化クラウド」が最適

Google DriveやDropbox、Boxで動画ファイルを運用していると、こんな問題が起きやすいです。

  • 大容量ファイルのアップロードが途中で止まる

  • mxfなど業務用フォーマットがプレビューできないサービスがある

  • ユーザーが増えるたびにコストが上がる

一般用途向けのクラウドストレージは、動画制作の運用を前提に設計されていません。本記事では、動画ファイルを日常的に扱う企業のIT担当者向けに、4つのサービスを動画運用の観点で比較します。


IT担当者が導入前に確認すべき3つの軸

①課金体系:ユーザー課金か容量課金か

制作チームが10人から30人に増えたとき、コストが跳ね上がるサービスがあります。ユーザー数無制限で容量課金のサービスなら、人数増加によるコスト増を気にせず運用できます。

②動画ファイルへの対応:プレビュー・転送速度

mxf・mov・ProResなど業務用フォーマットに対応しているかどうかは、導入前に必ず確認が必要です。対応していない場合、確認作業のたびに専用ソフトが必要になります。

③セキュリティ・権限管理

社外のクライアントや協力会社とファイルを共有する場面では、アクセス制御とログ管理が重要です。「誰がいつ何を見たか」が追えない運用は、情報漏洩リスクになります。


4サービス比較表(動画制作・映像制作向け)

評価軸

GURI

Google Drive

Dropbox

Box

転送速度

◎ ※¹

△

△

△

MXF・movプレビュー

〇 オプション

△

〇 オプション

✖

1ファイル上限

◎ 1,000GB

◎ 5TB

◎ 2TB※²

△ プラン依存

1日の転送上限

◎ 制限なし

△ 750GB

○ 1〜4TB

○ 上限まで

ファイル内検索

○ 全文検索※³

△ 1MBまで

○ 全文検索

△ 上限あり

ユーザー数

◎ 無制限

△ 人数課金

△ 人数課金

△ 人数課金

課金体系

◎ 容量課金

△ ユーザー課金

△ ユーザー課金

△ ユーザー課金

導入コスト

△ 7,000円〜/月

◎ 無料〜

○ 安価〜

○ 安価〜

セキュリティ・管理

〇

〇

△

◎

◎優れている ○標準的 △やや弱い ✖非対応・困難

※¹ 10Gbps通信環境下での参考値。最大2,000Mbps以上
※² デスクトップアプリ経由。ブラウザは375GB超で不安定
※³ スピーチサーチ・AIスキャンサーチはオプション


課金体系の考え方:映像制作での注意点

クラウドストレージの料金は「何に対して課金されるか」がサービスによって異なります。

Google Drive:ユーザー数+容量課金
1日750GBの転送制限があるため、大容量素材を一気に送ると途中で止まります。分割して送る運用が必要です。

Dropbox:ユーザー数+機能課金
同期速度とReplayなどのレビュー機能に対してコストを払うイメージです。動画確認が多いチームには合いますが、人数が増えるほど割高になります。

Box:ユーザー数+1ファイル上限課金
容量は無制限ですが、1ファイルの上限がプランによって変わるため、大容量動画を扱うには上位プランが必須です。

GURI:容量課金(ユーザー数無制限)
ユーザー数は無制限で追加料金なし。ゲストはプロジェクトあたり20名まで招待可能(上限拡張オプションあり)。容量だけで課金されるため、チーム拡大時のコストが読みやすい。


各サービスの詳細

Google Drive

個人・小規模チームの汎用クラウドとしては最も普及しています。無料プランから使えるため導入ハードルは低い。ただしmxf・mov(ProRes)のプレビューは非対応で、1日750GBの転送制限があるため大容量素材の運用には注意が必要です。

向いている用途: ドキュメント管理・小規模チームの汎用ファイル共有

Dropbox

動画レビュー専用機能「Replay」を持ち、MXFや大容量ファイルのプレビュー、タイムスタンプ付きコメントなど動画確認に特化した機能は業界でも評価が高い。ただしユーザー数が増えるとコストが上がりやすく、AI音声検索には対応していません。

向いている用途: 動画レビュー・クライアントとの確認作業が中心のチーム

Box

企業向けセキュリティ機能が充実しており、コンプライアンス要件が厳しい業種で採用されています。容量は無制限ですが、1ファイルの上限がプランによって変わるため大容量動画の扱いには上位プランが必須です。mxf・movなど業務用動画フォーマットのプレビューはほぼ非対応です。

向いている用途: 機密文書管理・コンプライアンス重視の企業

GURI

動画制作・広告制作・映像制作チーム向けに設計されたクラウドストレージです。

転送速度: 独自の分割転送技術により最大2,000Mbps以上(10Gbps環境)。100GBのファイルを約6分で送信できます。

大容量共有: 最大1,000GB・5,000ファイルをフォルダ構造のまま共有可能。Premiereのプロジェクトデータもリンク切れなく届きます。

AI検索: 動画内の音声を検索できる「スピーチサーチ」、画像・PDF内の文字を読み取る「AIスキャンサーチ」をオプションで利用可能。

ユーザー数無制限: 人数が増えても追加料金なし。容量だけで課金されるため、チーム拡大時のコストが読みやすい。

料金(税別):

  • 1TB:10,000円〜/月

  • 5TB:40,000円〜/月

  • 20TB:150,000円〜/月

向いている用途: 動画制作・広告制作・映像プロダクション・放送関連


選び方まとめ

こんな用途なら

おすすめ

ドキュメント中心・小規模

Google Drive

動画レビュー・確認作業が中心

Dropbox

セキュリティ・
コンプライアンス重視

Box

大容量転送・AI検索・
コスト管理重視

GURI

動画制作を業務の中心に置いているチームに、汎用クラウドで無理やり対応させると運用コストが積み上がります。用途に合ったツールを選ぶことが、IT担当者にとっての本来のコスト削減です。


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